【CBDとは何?】7つの効果や効能、CBDの種類や製品までを徹底解説!

  「CBD(カンナビジオール)」とは、大麻草などに含まれる成分の一種。日本で流通しているものは、規制対象ではない麻の茎と種から抽出されているものです。

  現在、CBDが持つリラックス効果や健康に良い効能が、世界中の医師や研究者たちによって実証されつつあります。

  日本でも徐々に注目されてきていますが、CBDがどういったものなのかまだまだ知らない人も多いのではないでしょうか?

  この記事では、CBDが違法ではない理由やCBDを使用することで改善される効果や効能、CBDの種類や製品について解説していきます。

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目次

CBDとは

CBDとはなにか

結論から言うと、CBD(カンナビジオール)とは大麻に含まれる成分(カンナビノイド)の一種のことです。

安全で依存性のないCBDは、日本ではまだ認知度が低いものの世界各国では多くの人たちに、健康に良い影響をもたらすと関心を寄せています。

CBDの詳しい効能や効果は後述で解説しますが、CBDは心身にとってさまざまな良い効果をもたらし、病気の症状を緩和する働きも確認されているのです。

実際に2011年の論文では、CBD(1回600mg)が不安障害患者の不安を和らげると発表されていました。

この他にも、「”疼痛からてんかんまで”ありとあらゆる苦しみや痛みが改善された」など研究によって次々に効果が明らかにされ「奇跡の治療薬」とまで呼ばれているようです。

そこまで言われると本当?と疑いたくもなりますが、だからこそ気になりますよね…。もう少し詳しくみていきましょう。

CBDは、合法か違法か

要点から先に述べますと、CBDは違法ではありません。

日本ではひとくくりに「大麻」というだけで違法だと認識する方も多いと思います。しかし、大麻の成分の中には、日本でも違法でないとされる成分があるんですよね。

CBDが違法ではない理由を、下記2つのポイントに分けて解説します。

  • CBDの安全性は、世界保険期間(WHO)も認めている
  • 日本では、CBDは合法でTHCは違法

 上記2つのポイントを知れば、あなたもCBDが違法でないという理由が明確にわかるでしょう。

1つずつ詳しく解説していきます。

安全性は、世界保健機関(WHO)も認めている

whoも認めるCBD
  • CBDは動物や人間の実験において依存作用が確認されないこと
  • マウス実験においてCBDには耐性や離脱症状がみられないこと

上記の理由から、WHOは2017年11月に薬物依存に関して「CBDは乱用や害を及ぼさない」と見解を示しています。

その後2017年12月にも、「CBDを国際的に規制対象物質とすべきではない」とWHOが正式に発表しました。

この発表を受け多くの国で、CBDに関する規制を緩和。その結果、CBDに注目する人が急増しCBD製品が一気に成長したと考えられます。

このように、WHOがCBDの安全性を認めたことがきっかけとなり、社会的認識も大きく変化しているのです。

 日本では、CBDは合法でTHCは違法

  大麻には、よく知られている成分が2種類あります。

①CBD:成熟した茎や種子かれ抽出される。日本では規制対象外。
②THC:花穂や葉に多く含まれている。日本では規制対象。

 上記の通りです。

大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBDを含有する製品は、大麻取締法の「大麻」に該当せず違法ではありません。

CBDの7つの効果や効能について

CBDの効果

人に高揚感を与える成分(ハイになる成分)を含んでいるTHCと違い、CBDには主に心身のリラックス作用があると言われています。

またそれだけでなく多くの悩みに役立つことが医師たちの研究により実証されてきました。

ここでは、CBDがもたらす7つの効果・効能をご紹介します。

  1. ストレスや心の不安を軽減してくれる
  2. 不眠症の治療にも役に立つ
  3. 依存症や中毒症状を緩和する
  4. 痙攣を抑え、てんかん等の発作に効果がある
  5. パーキンソン病や、アルツハイマー、多発性硬化症にも効果がある
  6. 痛みや炎症を緩和する
  7. ニキビなどの皮膚トラブルにも効果的

上記7つを1つずつ解説していきます。

ストレスや心の不安を軽減してくれる

CBDは臨床結果により、不安軽減に効果があると判明しました。

CBDが神経に作用し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に対する反応による関わりが、不安を軽減する効果をもたすそう。

CBDの抗うつ作用は動物実験でも広く証明されており、こどもにおける神的外傷後ストレス障害を安全に緩和する効果も報告されています。

CBDは無添加なので、処方薬への依存や副作用がない。

不眠症の治療にも役立つ

CBDは、体内のカンナビノイドと相互作用することから、不眠症の治療薬としても人気があります。

不眠症の方の睡眠改善に効果があると報告されている内容は、以下の2つです。

・レム睡眠を促進してくれるから
・日中の過度な眠気を軽減するから

上記のことが、先行研究の結果で報告されています。

依存症や中毒症状を緩和する

依存症にも効くCBD

CBDを摂取すると、アルコール依存症や薬物依存症に対しても効果が期待できるようです。

(研究結果論文➡︎https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4096899/

CBDの効果が期待できる依存症を、簡単にまとめると以下の3つのとおり。

  • アルコールの摂取量を減らす、禁酒に役立つ。
  • オピオイドの鎮痛薬の使用をやめる、またやめた状態でいるのに非常に役に立つ。
  • タバコの消費量を抑えることができる。

上記のとおりです。

また、マリファナやコカインなどの他の薬物依存症の中毒にも効果があることを検証されています。

痙攣を抑え、てんかん等の発作に効果がある

CBDの脳神経への作用が、発作やてんかんの緩和にも効果的であるとも言われています。

↑こちらは、CBDの使用によりてんかん発作が消失したという神戸に住む女の子の家族へのインタビュー動画です。みなさんにも共有しておきます。

2016年の研究では、てんかん発作の減少が確認できていますが、食欲低下や下痢、疲労などの悪影響がみられている人もいたため、まだまだ研究途中だと言えるでしょう。

疾患をお持ちの方が利用する場合は、事前にかかりつけ医に確認するなど専門家に相談してから使用するようにしてください。

パーキンソン病や、アルツハイマー、多発性硬化症にも効果がある

CBDの効能
  • 炎症を軽減し神経を保護する働きがある
  • 認知機能低下を予防するのに役立つ

という効果が報告されています。

脳の神経細胞は歳をとることで徐々に失われていくのですが、その神経細胞の劣化によってさまざまな神経変性疾患が引き起こすと言われているのです。

神経変性疾患によって引き起こされる症状とは、以下のようなもの。

  • アルツハイマー病
  • 多発性硬化症
  • パーキンソン病

CBDは、こういった神経変性疾患にも効果があることが示されています。

痛みや炎症を緩和する

2008年に発表された論文では、CBDが多発性硬化症やがんなどによる痛みに効果的だと明記されています。

その他にも、炎症や神経損傷によって起こる痛みなどを緩和されるのでは?と言われているCBD。

  • 慢性痛
  • 筋肉痛
  • 脊髄損傷
  • 関節炎

などの痛みや炎症に効果的だと注目を寄せています。

①痛いところの肌に直接塗る
②全身が痛い場合は経口摂取か舌下摂取
この使い分けが、個人的にはおすすめです。

ニキビなどの皮膚トラブルにも効果的

  1. 皮脂の分泌を軽減
  2. 炎症を緩和

このようなCBDの効能が、ニキビの予防や治療にも役立つのではないかと言われています。

こちらが論文➡︎https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pde.13545

上記は、表皮水泡症患者の症例報告の論文です。

このように、実際にアトピー性皮膚炎や、傷跡に悩む人がCBDクリームを塗布し皮膚の状態が改善されたという結果も報告されています。

日本で流通しているCBDの種類は主に2つ

CBDの種類
  1. ブロードフルスペクトラム:CBDとCBD以外のカンナビノイド成分が含まれたもの
  2. アイソレート:CBDのみの成分

日本で流通しているCBDは、主にこの2つです。

それぞれの特徴をみていきましょう。

ブロードフルスペクトラム

ブロードフルスペクトラムのCBDとは、「CBD+CBD以外」の成分から、THCが除去されたもの。

「効果を優先的に考えたい」という人は、こちらがおすすめです。

特徴は主に、以下の3つ。

  1. 効果を感じやすい。
  2. 麻特有の味や風味がある。
  3. THCが検出限界以下なので日本では合法。

本当の意味のブロードフルスペクトラムは、大麻にあるすべての化合物からTHCを取り除いたものです。が、実際はCBD+CBD以外の成分が1つでも含まれていれば、その製品をブロードフルスペクトラムとして販売しているメーカーも少なくありません。

正式なブロードフルスペクトラムのCBDを手に入れる場合は、きちんとしたメーカー選びが重要です。

アイソレート

アイソレートのCBDとは、大麻草に含まれる成分のうちCBDの割合が約99%以上を占める純粋なもの。

「純粋なCBDを楽しみたい。特有の匂いが苦手だ。」という方におすすめです。

特徴は、以下の3つです。

  • 効果を実感しにくい。
  • 麻特有の味や風味がなくて無味無臭。
  • THCが検出限界以下なので日本で合法。

上記のとおり。

アイソレートは、特に国内産のものに多いです。

多種多様なCBDの製品

CBD製品の種類別に、特徴を表にまとめてみました。

CBDのタイプ特徴
オイルタイプ初心者からリピーター全般におすすめ。吸収率に優れているので、効果も実感しやすい。
カプセルタイプカプセルなのでオイルと比較すると吸収率が劣る。取り入れやすさ重視の方には◎
アメ・グミ・ガムタイプ初心者はここからスタートする人も多い。取り入れやすく効果も実感できる。
ヘアケア・スキンケアタイプ毎日使うものなので取り入れやすい。ただ吸収率は低め。肌や乾燥しがちな髪や頭皮に◎

\ CBD入門編 /

 CBDは誰でも試してみる価値あり

いかがでしたか?

CBDとは何かを解説しつつ、気になる効果や効能・CBDの種類や製品の違いまでご紹介しました!

今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。

  • CBDとは、大麻に含まれる成分(カンナビノイド)の一種
  • CBDには依存性や中毒性がなく違法ではない。
  • CBDは「奇跡の治療薬」と呼ばれるほどいろんな効果が期待できる。

CBDは、アメリカに比べると日本ではまだ認知度が低い方ですが、その人気は徐々に広がっています。

いろんな製品が出ているので、自分でも是非試してみてください。 一度は試してみる価値ありだといえるでしょう。

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この記事を書いた人

福岡県在住26歳の副業ブロガー。自分自身でWEBサイトのノウハウを貯め、企業・個人問わずにWEBライターとしてサイト運用のお手伝いをしています。都会から島に移住しフリーランスを目指して活動中。CBDと読書とお香が寝る前のルーティンです。

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