CBDオイルが茶色っぽく変色している…。以前より色が濃くなった気がするし、もう使用しない方がいいのかな?安全性や品質は大丈夫なのか知りたい。
今回は、このような疑問にお答えします。
結論から言うと、CBDオイルの変色は必ずしも問題があるわけではありませんよ。
もともとが天然成分なので、バナナやりんごの変色と同じように、時間の経過とともにCBDオイルが変色する可能性は十分に考えられます。
ということで、この記事ではCBDオイルが変色した場合の安全性や変色の原因について紹介し、変色する色にはどのような違いがあるのかを解説していきますね。
このあたりの知識があれば、CBDオイルを購入したあとに品質に対して不安に思うことがなくなるはずです。
「【CBDオイルとは】何が違うの?を解決。製品選びとおすすめを紹介。」にて、CBDオイルの違いやいったいどう言うモノなのかをまとめています。
CBDオイル選びで失敗したくない人は、知っておいて損なしです。
CBDオイルが変色する原因【安全性について】
CBDオイルってわりと変色しますよね。
— 潔 癖子 (@keppekiko) January 15, 2022
仮に変色してたら危ないのかな?
気にせず使ってるけど。
CBDオイルを使っていると、いつのまにかオイルが変色している!ということが…。
CBDオイルが変色する原因として、以下のような原因が挙げられます。
- 直射日光にあたる場所で保存していた
- 時間の経過とともに自然と変色した
- オイルが空気に触れて酸化した
- 高温多湿の場所に置いていた
- 賞味期限が切れていた
- 品質が悪かった
上記のとおり。
変色の原因は必ずしも、品質に問題があるからではありません。
CBDオイルは大麻草から抽出される天然成分で作られているものです。
天然成分なので、時間とともに変色したり、空気や熱に触れる機会が多くなると酸化したりして変色することはありえます。
品質に問題があるわけではない
おお、そうなんですね。
— バクさん (@tapir_san) February 20, 2021
調べてみたところ、私の持っているCBDオイルと同じ色に変色している画像があったので、間違いなさそうです。
特に使えなくなるということはないようなので安心しました。
CBDオイルが変色したからと言って、必ずしも使えない・品質が低下しているとは限りません。
変色したCBDオイルを使用しても、効果や効能がなくなったということではないということが覚えておいて欲しいポイントです。
実際に私が使用しているCBDオイルも変色していますが、問題なく使用できていますよ。
【CBDとは何?】7つの効果や効能、CBDの種類や製品までを徹底解説!にてCBDにはどんな効果があるのか詳しく説明しています。CBDについて疑問がある人はどうぞ。
そもそも、CBDオイルの色は何色が正しい?
CBDオイルの品質を見極める上で、一体何色が正式な色なのかは知っておきたいところですね。
ただ、CBDオイルの正式な色は決まっているわけではありません。
無色透明な色もあれば、茶色のような色もありますし、黄金色に近い色、黒っぽいものと製品によって様々です。
CBDオイルが変色するのは〇〇の影響である
CBDオイルの色が製品によって違うのは、CBDオイルがいくつかの影響を受けているからです。
具体的な影響を以下にまとめてみました。
- 大麻草の抽出物の影響
- キャリアオイルの影響
- 抽出方法の影響
CBDオイルの色が変わる要因は、上記のとおりです。
では、1つずつ説明していきますね。
大麻草の抽出物からの影響
アイソレート(CBD単一):無色透明
ブロードスペクトラム、フルスペクトラム:黄金色、濃い緑、茶色
上記のように、製品の成分の違いの影響で、CBDオイルが変色する場合があります。
大麻草の成分の一種であるCBDですが、含まれている成分の違いによって「アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラム」などと呼び方が変わってきます。
この成分の違いについては、「CBD成分の違いは?作り方の違いも解説【悩んでいる人向け】」で解説しています。よくわからない方は参考にどうぞ。
ここで簡単に説明すると、
というようなイメージですね。
フルスペクトラムやブロードスペクトラムCBDは、天然のカンナビノイドやテルペン、そのほかの植物成分が含まれることによって、オイルにその色がつくということです。
キャリアオイルの影響
キャリアオイルとは、CBDをCBDオイルにするために使用するオイルのことです。
CBDオイルは、CBDをキャリアオイルに溶かして作られるので、製品の大部分がキャリアオイルで占められているといっても過言ではありません。
そのため、キャリアオイルの色がそのままCBDオイルの色として見えることがあります。
キャリアオイル別に色を説明すると、こんな感じです。
- ココナッツオイル:無色
- オリーブオイル:緑っぽい黄金色
- ヘンプシードオイル:緑っぽい黄金色
- MCTオイル:ピンク
購入した商品が、アイソレート(無色)でも使用しているキャリアオイルがオリーブオイルだった場合、緑っぽい黄金色に見えることがあるということですね。
実際にピンクに変色しているCBDオイルは、こんな感じです↓
前々から気になっていたのですが、organiCBDのCBDオイルの色が段々と赤く変色しています。
— バクさん (@tapir_san) February 19, 2021
何故なのか知ってる人いますか? pic.twitter.com/N5lVO8yLHm
上の画像は、ピンクに変色しているのでMCTオイルが酸化してしまったと考えられます。効果がなくなるわけではないので、このまま使っても問題はないでしょう。
抽出方法による影響
CBDを抽出する工程での、抽出方法によってCBDオイルが変色する可能性があります。
CBDの抽出方法は、一般的には以下の2つです。
- エタノール抽出方法:緑色
- CO2抽出方法:無色
エタノール抽出方法では、植物に含まれるクロロフィルという緑色の成分が一緒に抽出されることが多く、一方でCO2抽出ではクロロフィルは抽出されません。
エタノール抽出方法でも、濾過をすることで緑色を取り除くことができるのですが、天然成分を示すためにあえて残しておくことも少なくないのです。
ですから、CBDオイルが緑色だからといって品質に問題があるというわけではありません。
CBDオイルの変色を防ぐ保存方法
では、CBDオイルの変色を防ぐためにできる対策はないのでしょうか?
ここからは、変色を防ぐためにできる保存方法などを説明していきます。
- 冷蔵庫(野菜室)で保存する
- 直射日光を避ける
- 使用後は、しっかり蓋をしめる
①冷蔵庫で保存しよう
CBDオイルを保管するベストな場所は、冷蔵庫(野菜室)をおすすめします。
理由は、CBDオイルは高温や湿気の多い場所で保存すると成分を壊したり、油が劣化して変色に繋がる可能性があるからです。
冷凍庫や冷蔵庫に保管する場合、冷たくなりすぎてしまったり、凍ってしまう場合があります。
冷たくなりすぎたCBDオイルは、温めて使用することで問題なく使えますが手間がかかるので個人的にはおすすめではありません。
野菜室で保存すれば、凍ることもなくすぐに使用できるのでおすすめです。
この方法であれば、開封後1年は持ちますよ。
②直射日光は避けよう
CBDオイルは、直射日光を浴びると成分が壊れて変色がはやく起こります。
わたしも窓際にCBDオイルを放置していたことがあり、その際は色が濃いめの黄金色に変色していました。特に夏場の直射日光は、経験上かなりはやく変色してしまいますね。
CBDオイルを購入した際の取り扱い説明書にも、「直射日光は避けましょう」と記載してあったので、やはり冷蔵庫(野菜室)での保存がおすすめです。
③使用後はしっかりと蓋を閉めよう
CBDオイルを使用後はしっかりと蓋を閉めるようにしましょう。空気に触れると、油が酸化して変色する原因になります。
キャリアオイルの中にはいっている成分が、酸素や太陽の光に触れると化学反応を起こして変色してしまうことがあります。
これは、りんごを切って断面をそのまま放置しておくと茶色に変色してしまう原理と同じです。
CBDが天然で高品質だからこそ、化学反応を起こしてしまうので、使用後は必ず蓋を閉めるようにしてくださいね。