HHCH入りのグミを食べた人が、体調不良を訴え搬送されたことが大きく話題になり、厚生労働省は専門部会を緊急で開き、検出された成分「HHCH」を規制の対象とする方針を了承しました。11月22日付けで「指定薬物」に追加し、10日後の12月2日には、販売や所持・使用が禁止されることになります。
とはいえ、THCHのときみたいに規制前まで楽しめる?
厳密には、12月1日23:59までに完全に破棄するべし。
とはいえ、規制前にもバンバン立ち入り検査入ってるから、はやめに処分したほうがええで。
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HHCH規制!大麻グミ騒動の考察
今回の騒動の要因としては「配っちゃったユーザー」「危険な濃度のエディブル」っていうのが、個人的にはダメだったのかなって思いました。
グミ1粒にHHCH30mg濃度は高すぎたよね…。
アメリカで売っているTHCグミでも[5~10mg]が平均で、ポツポツと20~25mgを見かけるよね〜ってくらいなんです。
HHCHは、THCの10〜15倍強力といわれています。
ということは、HHCH30mgの含有量グミはほんっとうに危険ってことがわかると思うんです。
グミって1個まるまる食べちゃうし、それを半分だけ食べてね?1/4だけ食べてね?ってかなり難しい話なのかなって。
販売側にも、ルールを設けるのって大事だよね。泣
規制で防ぐんじゃなくて、正しい知識を広めたほうがええ気がする。また同じことを繰り返すよ…。
バッドに入ったらマジきつい。
ぶっちゃけ、オーバードーズは2度としたくない。
規制前にTHCHでバッドに入っている相方を目の当たりにしたことがあります。だからこそ、パニックになるのもわかります。
顔色が悪くなって、「え、死なないよね?」って勘繰るし、初めてだったら尚更、救急車を呼ぼう!ってなる。
知識があれば、「死なない」「糖を舐めさせる」とか対処方法がわかるんですけどね。
一般の人や知識がない人が経験するものではない。
だからこそ、初っ端から高濃度使うのは危険だよって思う。
お酒を初めて呑む人が、テキーラを一瓶一気して急性アルコール中毒になるのと同じ。
「HHCH」指定薬物に追加【規制はいつから?】
指定薬物に追加された「HHCH」とは、ヘキサヒドロカンナビヘキソールという成分。
2023年12月2日から指定薬物になりました。
規制された流れはこんな感じ↓
①「HHCHグミ」を食べて体調不良を訴え搬送が相次ぐ
②厚生労働省や麻薬取締部が販売店などに立ち入り検査
③店舗で販売されていたグミから規制されていない「HHCH」が検出
④11月21日、専門部会を緊急で開催、規制の対象とする方針を発表
⑤11月22日付けで「指定薬物」追加、10日後の12月2日には販売や所持・使用が禁止にされることに。
ということで、HHCHは「規制されるかも〜」という噂でしたが、光のスピードで規制されてしまいました。
処分は必ず12月1日までに!はやめに処分しておきましょう!
施行日までの12月1までにと言わず、早めの破棄をお願いします。
かなり大きなニュースになったので、取締りもより厳しくなってるよね。
無理して使い切るようなことをしても、バッドになったり気持ち悪くなるだけやと思うからやめてね。
とはいえ、規制されてから10日ほどの猶予はありますので、この期間にはやめに捨てておきましょう。
12月2日以降は、所持も違法です。
家以外で吸わなければ、持っていてもばれないだろうという考えは、絶対にダメです。
おなじく「規制されるかも〜」と心配されていたやHHCPは、今回の指定薬物部会では規制されませんでした。
ですが、THCの類似成分をまとめて規制するという噂もでているので、規制までは時間の問題かと。
規制ラッシュをおさらいしてみる
- 2022年3月:HHC、THCP
- 2023年3月:THC-O,HHC-O
- 2023年7月:THC-H
- 2023年9月:THC-B,THC-V
- 2023年11月:HHC-H(NEW)
と、上記のように規制が行われています。
他にも日本に上陸していない成分が山ほどあるのが現状。
ただ今回の騒動で、包括規制も時間の問題やなって思ってる。
関連記事:HHCPとは?HHCPリキッドの特徴と体感レビュー!HHCとの違いは何?
HHCH規制!官報を見てみよう。
インターネット官報はこちら
上記のように、省令が公布されています。
名称がかなり複雑なため、よくわからない方もいると思いますが、HHCHのみ指定薬物に指定されました。
「公布の日から10日を経過した日から施行する」と明記してあります。
HHCHリキッドの捨て方
今回、初めて規制のタイミングに出くわしたよ〜って人のために捨て方をレクチャーします。
以前HHCが規制された際、厚生労働省”医療・生活衛生局監視指導・麻薬対策課”に直接電話で問い合わせた”処分方法”をおさらいします。
- 正しい捨て方はあるのか
- リキッドはどうやって捨てる?
- アトマイザーはどうやって捨てる?
では、上から順に解説していきます。
リキッドの正しい捨て方ってある?
「必ずこうやって捨てましょう!」というのは指定しておりません。
正しい捨て方というのは、特別に法律で定められているわけではないようです。
リキッドの捨て方は?
ということは、1日までにゴミ箱にポイでOK?
ということではなく、回収できないような方法で処分していただきたいです。
「回収できないような方法」とはどういった方法なのか…。
具体的には、”大量の水と一緒に下水で流す”という方法だそうです。
下水とは:台所や風呂場などから流れる水や、よごれた雨水。また、工場などの排水をもいう。
コトバンク
要するに、リキッド(液体)はトイレに流せばOKってこと。
ただし、詰まりの原因になることも考えられます。
下水に流す際は、少量のリキッドをトイレットペーパーに染み込ませたあと、大量の水と一緒に流したりする方法が良さそうですね。
アトマイザーはどうやって破棄する?
規制成分が入っていたアトマイザーは、各自治体の不燃ゴミで捨ててくださいね。
アトマイザーとは、このようにリキッドが入っているタンク・吸い口の部分です。
自分が住んでいる地域の「指定の不燃ゴミの処理方法で捨ててください」とのことでした。
不燃ゴミ回収の日付は、地域それぞれだと思います。必ずカレンダーを確認して1日までに破棄するようにしましょう。
2日に自分の家のゴミ箱に入ったままは、もちろんアウトやで。
HHCHリキッドの捨て方を画像付きで解説
「そもそも、リキッドカートリッジの開け方がわからない!」という人もいるかもしれません。
分解方法を画像付きで解説します。
①アトマイザーをひねる
くるくる〜っと回る部分があるので、回していきます。
②開く
開いたら、リキッドを逆さまにしてティッシュにしみこませます。
アトマイザーに残ったリキッドは、ティッシュを細く捻って綿棒のようにして拭き取るか、綿棒などを使用して綺麗に拭き取りましょう。
③下水に流す
私はほぼ吸い切っていたので、下水に流しても詰まるほどではありませんでした。
しかし、大量に原料を持っている場合などは、一気に流すとつまりを起こす原因にもなりますので気をつけてくださいね。
④アトマイザー部分は、不燃ゴミへ
リキッドを捨て切ったら、あとは不燃ゴミに捨てればOKです。
ここまでを、12月1日までに行うようにすれば心配ありません。
注意:怪しい業者から買わない!
※規制直後は特に!
違法成分を配合した原料やリキッドが出回りやすいので注意しましょう。
結論、SNSで買わないようにしましょう。
安全成分を明確にするCOAですら、Photoshopを使用して偽造できるので、信用できません。
最近はCOAが偽造されまくってて、全く意味を成していない気がするの。
原料詐欺は、長くこの業界にいる人でも見抜けないほど。なので本当に危険です。
CBDやCBNに興味を持ったよ〜って人は、大手メーカーから購入するのが賢いですよ。
おすすめ業者を置いておきます→クリックで公式サイト
捨て忘れはありませんか?
思わぬところから、リキッドやグミが出てくることもあるので、念入りにチェックしておきましょう。
HHCHは12月2日規制になるので、12月1日23:59までに処分をしましょう。
もったいない〜って思って、一気に消費しようとするのは危険なので絶対にやめてほしい。
他の成分もレビューしていきたいんですけど、全然おいつかないw
HHCPとは?HHCPリキッドの特徴と体感レビュー!HHCとの違いは何?
それではまた!
追記:HHC系が包括規制されました。
緊急追記:このサイトで紹介している「HHCP」は指定薬物部会で規制対象となりました。2024年1月6日〜規制となりますので、1月5日までには処分するようお願いいたします。
指定薬物部会により、HHC系が包括規制されました。
規制された成分は以下のとおりです。
HHCV
HHCB
HHC
HHCH
HHCP
HHC-Octyl,HHCjd
1月5日までには処分をお願いいたします。
規制された成分の処分方法を詳しく解説した記事はこちら↓